昨日のお休みに井原にある木彫家の平櫛田中さんの美術館【田中美術館】に行ってきました。
今は岡本欣三という倉敷出身の陶芸家の特別展。
この田中美術館がとても好きで時々行くのですが今回の企画展も素晴らしいものでした。
岡本欣三さんは特に釉薬の研究を熱心にされた方のようでこの人にしか出せない色、とてもみごたえのあるものでしたよ。平日だったせいもあり館内は私たち夫婦の他には1人だけ(^^;)
蜜になりようがありません。贅沢な時間でした。
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今日は【頑固な肩こり】について
肩こりは一番多い症状ですが中には本当に岩のように固い、つらいと言ってこられる方もいらっしゃいます。男女共ですが、女性の方が割合的には多いと思います。
身体は皆さん違うのでひとくくりには出来ませんが、一つの例として書いてみます。
まず姿勢ですが、これはご想像の通り猫背の方が多いです。
ただ気をつけたいのは、ただ猫背・・・とか、ただ骨盤が歪んでいる・・・とか
そこだけに注目しがちですが身体は全て繋がりがあり連動していますので一か所が悪ければ他所も悪くなっている可能性が高いという事です。
例えば
50代女性 仕事はデスクワーク 慢性的な肩こりに悩まされている
他のマッサージなどに行ってもその時は気持ちいいがまたすぐに戻ってしまう
姿勢は猫背、腰は前弯が強い、肩は巻き肩、頭は前に少し突き出したような感じで顎が少し上がっている
肩こりのきつい肩の典型的な姿勢です。
(もちろん他のパターンも沢山あります)
細かく見て行くと背骨の歪み、股関節の固さ、肩の挙上不良などいろいろあります。
新屋カイロでまず注目するのはやはり姿勢、重心がずれると全てに負担が掛かり肩こりや腰痛を引き起こしますのでこれを出来るだけ正常な位置に持ってくるように施術を考えます。
そのうえで、肩こりの場合は背中が丸くなって巻き肩、すなわち背中側は伸びて疲労し胸側は縮んで硬縮し肩が内旋している状態ですので大胸筋や小胸筋などのリリース、肩関節を戻す方向(外旋方向)に動かす、肩甲骨も外に開いて固まっていることが多いので内側への動きをつけるといったような施術を行います。
もちろんとても緊張して固くなっている筋肉などは積極的に緩めますが、いわゆる筋肉だけのマッサージではなく骨の動きをみながら固い所を緩めていく感じです。
あと当店で割と気をつけてみているのは肋骨の動き、それも一番上の第一肋骨。
ここに問題があることが多く、問題があれば肩こりや手のしびれなどがひどくなってきます。
更に姿勢の悪さ全般に言える事でもありますが、呼吸が浅くなりさらに疲れやすいなどに繋がってきます。
整理するとまずは姿勢の改善に向けた矯正
凝り固まった筋肉や軟部組織のリリース
動きが悪くなり歪んでしまっている関節の調整
身体をトータルで良い状態に導くことで頑固な頑固なコリにアプローチします。
一例ですが上にも書いたようにみんな体は違いますのでご相談くださいね。
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